服部匠建築設計室

本日、構造計算適合判定（通称、適判）の結果、適正である通知がありました。

適判とは、構造を専門に審査する機関にて、適正に構造計算されているかを審査してもらうことです。
一定規模を超える建物については、この審査を受ける必要があります。
構造設計一級建築士が設計した上に、この厳しい審査を受けるというように、姉歯耐震偽装事件以来、建築基準法が改正されて非常に厳しくなりました。
私個人の意見としては、複数の目でのチェックにより安全性の確認ができるので、いい制度であると思っています。ただ、構造設計者にとってはかなりのストレスが溜まるので、この制度自体は好きではありません。
このストレスから解放されて、ほっと一安心、が今の率直な気持ちです。

建築業界では耐震偽装の発覚により、このように非常に厳しくなりました。
どの業界にも同じような悪いことを考える人間はいるようで、クリーンにならないものですかね・・・