20年振りのヨーロッパの旅

1989年春
当時大学院生だった私は、ともに構造を学ぶ友人Yとヨーロッパの旅に。
建築を学ぶものにとって、ヨーロッパ建築は魅力的であり、その歴史を肌で感じることができるということは非常にすばらしい経験だった。
ただ、建築を学んでいるつもりのものにとっては、当時はやりのバックパッカーとしての旅行のほうが興味深いものだった。
私がどちらに当てはまるかは想像に任せるとして、建築ツアー準備万端のYに連れられて、5週間の旅に出た。

建築の仕事に携わる今、以前見てまわったヨーロッパの建築を思い出し、もう一度旅したいという気持ちに。
しかし、もう一度あの景色を、あの建物を見てまわるには、時間もそして体力もないのが悲しい現実。
せめて、当時撮った写真を見ながら、その旅を振り返り、行ったつもりに・・・。

というわけで、20年振りのヨーロッパの旅にでることにする。

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