はじめに

1995年1月17日
未曾有の大地震が神戸の町を襲った。

阪神大震災で亡くなった方は6434人。
当然ながら、私は6,434/1億2000万人の反対側の1人である。
親戚、友人にもその中に入ったものはいない。

社会人になってすぐ、1年間神戸の町で過ごした。
3週間現地にて復旧活動を行った。

ただそれだけだが、ほんのわずかそちら側に近いところにいる。
地震に対して安全な建物を建てたい。

2008年7月20日
新資格『構造設計一級建築士』の試験が行われた。

構造設計一級建築士となったのは5,983人。
5,983/1億2000万人の1人に選ばれた。

特別な技術があるわけではない。
普通のことを普通にやってきた。

ただそれだけだが、地震から尊い命を守るチャンスが与えられた。
その義務がある。その責任がある。
地震に対して安全な建物を建てたい。


服部匠建築設計室・服部建築は、
Strucural Designをうりとする『構造設計事務所』でも、
Low Costをうりとする『工務店』でもありません。

安心、安全、快適な空間を提供したい。
地震に対して安全な建物を建てたい。

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